六騎

日本歌曲の
テキストを掘り下げていると

自分の感性に
相性ピタッとくるものと
出逢う時があります。



北原白秋詩
山田耕筰作曲
『六騎(ロッキュ)』



御正忌(ごしょうき)
参詣(めえ)らんかん

情人(やね)が髪結ふて
待っとるばん。

御正忌参詣らんかん
 寺の夜あけの細道に
鐘が鳴る。
鐘が鳴る。

 逢うて泣けとの
鐘が鳴る。



「六騎(ロッキュ)」とは、
柳川の方言で「漁師」

この街に住む漁夫の渾名。
昔、平家没落の砌に打ち洩らされの六騎が
ここへ落ちて来て
漁りに従事した事による


「御正忌」とは、
1月16日、親鸞上人の祥月命日の事。
浄土真宗ではこの日を、
最も大事な行事の日としているそう




「山田耕作自身は次のように語っている」
という文献も興味深い内容。


「これは極めて藝術歌曲的な特性をもった民謡である。霊的であると同時に、極めて肉的な要素が盛られている。それだけに、この曲の表現はむずかしい。皮肉さ、剽げた気持、揶揄的感情、荘重な霊への足どり、恋情、祈り、等の混交である。白秋の詩の妙境を十二分に味わって唱われたい。」(山田耕筰「NHK版解説」)

ここで山田が
「霊的」「肉的」ということを、
白秋は、
「宗教を遊楽に結びつけ、遊楽のなかに微かに一味の哀感を繋いでゐる。」
(北原白秋『水郷柳河』「沖ノ端」)
のが、
騎の集落「沖ノ端」の習俗の
特徴であるとしています。


そして楽曲は、
作曲者が「民謡」というように、
曲自身の呼吸は、
伝統的な音楽「民謡」というより
「長唄」のような
江戸の音曲を感じるものです。



などなど、
カッコよ過ぎる!





ろっきゅー
「ROCK YOU」

なんちゃって(๑˃̵ᴗ˂̵)

by mihokoasano914 | 2018-01-04 16:22 | Comments(0)

日常の“うふふ”な事


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