2012年 09月 17日
工藤博先生 追悼ミサ
片瀬江ノ島教会に
伺いました。
江ノ島の駅に降り立つと
夏の終わりを惜しむかのような
海水浴客のざわめき。
教会は
海の喧噪から離れた
日本家屋の佇まい。
日焼けした先生が
ひょっこり出ていらっしゃるような
そんな情景でした。
祭壇にあったお写真、
撮らせて頂きました。
藤沢市民オペラの『ウィリアム・テル』公演の
ウィリアム・テル役(日本初演)との事。
http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/bunka/opera/1983.html
息子さんがなさったご挨拶。
「私が知っている父は、気難しく
天の邪鬼ともいえるような人でした。
でも、父の死後、たくさんの方にお会いし、
皆様が懐深く父を受け止めて下さり
お付き合い下さった事を知り
とても嬉しく思います」
そんな風におっしゃって(正確ではないと思いますが)
飾らない言葉で
まっすぐな『こころ』が伝わり
心に響きました。
最後に
こんな言葉を引用し、
先生の人生を語られました。
『最後に、
わたしに影響をおよぼし、
わたしの人生を
芸術作品たらしめてくださった皆様方に、
心からの感謝を捧げたいと思います 』 ムーミンパパ