カヤの木

『かやの木山の』北原白秋 詩


かやの木山の
かやの実は
いつかこぼれて
ひろわれて
 
山家のお婆さは
いろり端
粗朶たき 柴たき
燈つけ
 
かやの実 かやの実
それ 爆ぜた
今夜も雨だろ
もう寝よよ
 
お猿が啼くだで
早よお眠よ




この詩に山田耕筰が作曲した
日本歌曲「かやの木山の」。

素敵な曲です。

そのモデルのカヤの木を
富士宮で発見!!


大きいですね〜!
↓ 私があんなに小さいですもの。
f0144003_20591213.jpg


f0144003_20585845.jpg




曲解説

北原白秋が一時寄宿していた
小田原の伝肇寺(でんちょうじ)には、
大きなかやの木があり、
それから着想を得た。

北原白秋は大正7年、34歳の頃、
小田原の伝肇寺(でんじょうじ)の境内に
「木菟(みみづく)の家」という庵を建てて
暮らしはじめた。



「伝肇寺のかやの木に毎年夏の半ばになると
かやの実が生る。
実に 神秘ではないか。
当然の不思議ではないか。
この心境、かやの実を通じ、
自分をひっくるめた大自然の不易の生命、愛、
あわれというものを感じなければならない」
「芸術の円光」(「緑の触覚」収録)



白秋の小田原時代(大正7~15)には
「この道」「あわて床屋」「栗鼠、栗鼠、小栗鼠」など
多くの童謡が創り出された。










白秋の想いを知り、
より深く、この詩が心に滲みました。


自然の偉大さに
頭を垂れ
ただひたむきに
今日も
明日も
詩人は言葉を紡ぎ
音楽家は音楽を奏でます。
by mihokoasano914 | 2011-04-23 20:59 | Comments(0)

日常の“うふふ”な事


by mihokoasano914
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る